エス

2011年3月22日（火）お昼ごろ、
実家で飼っていた犬が亡くなったと連絡がありました。
15歳と9カ月でした。

私が小学4年生のころ、同級生の友達からもらってきた
シェルティの雑種の女の子。
名前は「エス」といいます。

私はエスが大好きでした。
知らせを受けたとき、わんわん泣きました。
エスも家族みんな大好きだったと思います。
長い間いっしょにいてくれてありがとね。ずっと大好きだよ。

ちょっとだけ続き

つい先週、3/12～17まで実家に帰省していたので
2月頭に九州に引っ越して、一ヶ月以上会えなかったエスに会えたのです。
そのときも嬉しさのあまり顔みただけで、だーだー泣いてましたが（笑）

（以下ちょっと痛い話かもしれないのでお気を付け下さい。）

帰省中にエスがしきりに左足の付け根のあたりを舐めているのに気付きました。
かゆいのかな、と思って毛をかき分けてみたら、
そこだけ毛が10円ハゲみたいにはげてて、傷口がむき出しになっていました。

動物病院に連れて行ったら、これは外傷によるものではなく、
内部に腫瘍があり、それがむき出しになっている可能性が高い、と告げられました。

ともあれ、放っておくとひたすら傷口を舐めて悪化させてしまうので
ガーゼに軟膏を塗って傷口を覆い、それを固定するためにネットをつけてもらいました。
こんな感じ。



全身にネット巻いてるのはすぐにずれないようにするためなんだそうで…。
（右下あたりにある白いガーゼのあたりが患部）

私が実家から引っ越した一ヶ月前はまだ元気でした。
それから一ヶ月の間に、エスはずいぶんおばあちゃんになった、と母に聞きました。
散歩もよたよたで、ごはんは食べるけどすごくのんびりに。

腫瘍がいつごろからできたのかはわからないけれど、
すぐに気付いてあげられなかったのはやっぱり悲しかったし、悔しかった。

逝ってしまった日も、朝はお気に入りのこたつぶとんで寝てて、
それを母がクッションに移動させて、お昼に帰ってきたらいつもみたいに寝ていたそうです。
とても安らかな表情で、本当にただ眠っているだけのようだった、と。

最期に一緒にいられなくてごめんね。
でも、先週帰省できて本当によかった。

今週末、私の結婚式があります。
あと5日のところでこの知らせを聞いて、とても悲しかったけれど
その分めいっぱい頑張ろうと思います。